血圧計で寝起きを計測したら低血圧になっていた!

5年前に何となく購入してみた血圧計ですが、最近では枕元に置いてあったので、寝起きで使ってみたらびっくりしました。

 

上が、99に下が70という低血圧!?

 

そもそも血圧ってのはどのくらいが正常でなのかが分かっていませんでしたが、この機会に調べてみようかと思います。

ちなみに、平常時では下記のようになります。

たぶん、血圧については現時点では問題ない範囲かと思いますが、血圧って計測するタイミングで違うのは知っていましたが、寝起きの低血圧は大丈夫なのでしょうか?

 

高血圧治療ガイドライン2009によると下記の表のようになるようです。

成人の血圧値の分類(mmHg)
分類 収縮期血圧   拡張期血圧
至適血圧 <120 かつ <80
正常血圧 <130 かつ <85
正常高値血圧 130~139 または 85~89
I度高血圧 140~159 または 90~99
II度高血圧 160~179 または 100~109
III度高血圧 ≧180 または ≧110
(孤立性)収縮期高血圧 ≧140 かつ <90

 

普段は正常血圧のようですが、寝起きは、「至適血圧」じゃないですか!?

そもそも至適血圧って何?

 

至適血圧・・・単に正常な血圧であるばかりでなく、理想的な血圧であるような血圧の値のこと。(weblio辞典より)

 

ということは、低血圧が理想!?

よくわかんなくなってきましたが、以前、テレビで、血圧の上と下の差が無い場合は危険だということを言っていたような記憶があります。どうなのでしょうか?

 

いろいろと調べたら、血圧の上下の数値から調べられる計算式があるようです。

 

●脈圧=上の血圧-下の血圧(40~60が正常範囲)

●平均血圧=(上の血圧-下の血圧)÷3+下の血圧(90未満が正常範囲)

 

判断としては、脈圧の場合は、正常値より高い場合は、心臓に近い血管が動脈硬化になっている可能性が高いという事ですね。

平均血圧の場合は、正常値より超える場合は、心臓から遠い血管が動脈硬化になっている可能性が高いようです。

 

自分の寝起きの場合は、

脈圧=99-70=29(正常範囲より下)

平均血圧=(99-70)÷3+70=79.7(正常)

なので、問題なさそうかな?

 

通常の場合は、

脈圧=124-77=47(正常値)

平均血圧=(124-77)÷3+77=92.6(正常値よりちょっと高め)

 

なんだか自分では正常だと思っていても計算してみるとちょっと考えちゃいますね。

また、計測するタイミングで血圧は上下変動しますので毎回計ってみて明らかに異常な数値が出ている場合は医療機関でしっかりと調べてもらった方がよさそうです。

 

私の場合は、下の血圧がちょっと高いようなのですが、それは何をいみしているのでしょうか?

 

上の血圧(収縮期血圧)は心臓が収縮して血液を送り出した時の血圧で、下の血圧(拡張期血圧)は心臓が拡張して血液が心臓内に戻ってきている時の血圧。

血圧は収縮期に最も高くなり、拡張期に最も低くなる。 収縮期血圧は太い血管の状態を反映し、拡張期血圧は細い血管の状態を反映。

 

つまり、血液が心臓内に戻ってくるときの血圧が高いということですよね。

加齢によってどんどん血圧も変化していくかと思いますが、あまりにも正常値から離れていきそうな場合は注意しなければなりませんね。

高血圧じゃなくても、いろいろと知っておいた方が良い事があるようです。

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