日本酒もウイスキーも焼酎も・・・みんな混ぜてかさ増ししてるんじゃないの!?

酒飲んでいて、なぜかうまくない(不味い)酒がある事に気づきました。

そして、ラベルの成分を見ると、本来の酒に何やら

他のアルコールを混ぜてかさ増しさせている

ようじゃありませんか!?

第三のビールなどには、混ぜ物アルコールをして酒税法を抜けて安くできているなんていうのを理解していましたが、ウイスキーや焼酎、日本酒までも混ぜ物をしているのか!?ということで調べてみました。

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ウイスキー(ブレンド用アルコール)

私も酒の種類に寄らず何でも飲んでしまうような人間ですが、最近、ちょっとお徳用サイズのウイスキーを購入した時に、なんか、不味いぞ!!ってなりました。

ウイスキー自体飲みつけて無い為かと自分を疑っていましたが、お徳用サイズのウイスキーには、本当のウイスキー以外のアルコールが混ぜられていることを知りました。

原材料名を見ると、

モルト・グレーン・ブレンド用アルコール
 

ウイスキーの原酒には、大きく分けて「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」の2つの種類があります。原料や製法が違うため、異なった個性をもっています。

モルトウイスキーは大麦の麦芽を発酵させ、ポットスチルという銅釜の単式蒸溜器で2回蒸溜してつくります。風味の個性が強いため、ラウド(声高な)スピリッツと呼ばれます。オークの樽で熟成することにより、深みが増し、樽由来のさまざまな特徴が加わって複雑で豊かな原酒となります。

グレーンウイスキーは、トウモロコシ、小麦などの穀類と麦芽を原料として発酵させ、連続式の蒸溜機で蒸溜します。風味が軽い穏やかな性格のため、サイレント(静かな)スピリッツと呼ばれます。グレーンウイスキーもやはり樽で熟成されます。
(引用:サントリー

完璧に、ブレンド用アルコールってのはウイスキーじゃないようですね。

更に調べると、混ぜ物は、90%であってもウイスキーと名乗れるらしいじゃありませんか!?

ちなみに、ブレンド用アルコールは、廃糖蜜から作られた安価なスピリッツなどが使われるらしい。
 
つまり、フレンド用アルコールなんて書かれているウイスキーの場合は、純粋なウイスキーじゃないと思って購入しないとダメですね。
 
ロックや水割りじゃなく、別の味や香りを混ぜるハイボールなどには向いているのかもしれません。
 
戦時中のような、健康被害になるような成分のアルコールは混ぜられる事は無いようですが、本当のウイスキーが飲みたければ、原材料名をしっかりと見て購入した方が良さそうですね。
 
 
 
 
 

焼酎(甲類・乙類)

焼酎甲類は、かつては「新式焼酎」と呼ばれていました。文字通り、伝統的な焼酎に対して「新しい」焼酎という意味です。乙類との一番大きな違いは連続式蒸留機で蒸留を行なっていることです。
原料を糖化し発酵して生まれる醪(もろみ)は数本の蒸留塔に連続的に供給され、蒸発、分縮、還流という複数の作用により高純度のアルコールが取りだされます。これは単式蒸留機で何度も蒸留を繰り返すことと同じ原理です。
こうして抽出された焼酎甲類は無色透明でピュアなクセのない味わいが特徴です。

焼酎乙類は、かつては「旧式焼酎」と呼ばれていました。蒸留は単式蒸留機で行われ、アルコール度数は45%以下のものです。蒸留の仕組みが非常にシンプルなので、焼酎乙類はアルコール以外の香味成分も抽出され、それが原料独特の風味や味わいになります。原料の風味が生かされるので原料は非常にバラエティに富んでおり、米、麦をはじめさつまいも、そば、黒糖などが使われています。本格焼酎とも呼ばれており、特にロックやお湯割りでは焼酎本来の味わいを楽しめます。

(引用:日本蒸留酒酒造組合

焼酎の場合は、甲乙つけがたいですが、

香りや味を楽しみたいというのなら、本格焼酎

を購入した方が良さそうですね。

で・・・困るのが、表ラベルでは、美味そうな文言がかかれている混ぜ物焼酎ですね。

何回も蒸留する甲類の場合は、色も癖も無くなっている訳ですから、安い原料の焼酎でも簡単に混ぜることができますよね。

サワーなどの割り物なら、安くても良いのかもしれませんが、やっぱりロックや水割り(お湯割り)で飲むなら本格焼酎が良さそうですね。

日本酒(醸造アルコール)

 

日本酒の場合は、

確実に「醸造アルコール」が混ざっている事が多い

 

 

 

醸造アルコールとは、でんぷん質物又は含糖質物を原料として発酵させて蒸留したアルコールをいうものとする。

日本国内でも蒸留は行われているが廃液の処理が厳しくなった為、近年は外国から植物原料由来で作られた「粗留アルコール」を輸入し、国内でさらに蒸留して純度を高めて出来上がった製品を醸造原料用アルコールなどと名付けて酒類製造業者に販売されているものが大半である(引用:Wiki様)

 

つまり、焼酎甲類の原料として使用されるアルコールと一緒のようですね。

粗留アルコールと言うのは、サトウキビなどなら抽出した濃縮された糖密から作られたアルコールのようです。それを日本に輸入してから更に蒸留を繰り返して精製されたアルコールが醸造アルコールって事です。

 

しかし、

大吟醸と言われる銘酒まで醸造アルコールが入っているのは何でなんでしょうか?
 
 
ちなみに、大吟醸とか吟醸とかの違いは精米の違いによるものだそうです。
添加する醸造アルコールが使用する白米の重量10%以下であり、
  • 精米歩合が50%以下を、大吟醸酒
  • 精米歩合が60%以下を、吟醸酒
  • 精米歩合が70%以下を、本醸造酒
  • 精米歩合が60%以下または、特別製法を、本醸造酒
  • 他、区別されてない酒を、普通酒

なんて言うらしいです。

 

さて、日本酒に醸造アルコールが使われている理由ですが、調べてみると、

 

醸造アルコールを添加することで、その日本酒の個性を引き出す働きがあるらしい

 

つまりかさ増しで醸造アルコールを使っているんじゃないようですね。

理由は、「酒みづき」様のサイトなどで解説されていますので参考にどうぞ。

 

とは言え、あまりに安い日本酒などは、醸造アルコールの分量が多かったり、他の格安なアルコールを混ぜている事は推測できますね。

 

ところで、

純米酒なら醸造アルコールは入ってない

ようです。

 

じゃ、純米酒なら美味いのか!?と言えば、一概には、そうとは言えないようですね。

 

日本酒の場合は、飲み比べて美味さを自分で発見するのが良いのかもしれません。

 

調べていて分かったのですが、酒って腐らないし年月が経過した方が美味いんじゃないかと思っていましたが、日本酒には賞味期限があるようです。

通常の日本酒で1年、加熱殺菌処理してない生酒になると、6ヶ月程度

のようです。(参考サイト:酒の雫

 

 

 

添加アルコールを気にするより・・・

 

酒のラベル裏の表示をみて、混ぜ物しているじゃん!健康被害になるんじゃないの?

ってところから興味を持ち調べだしましたが、何回も濾過して蒸留した醸造アルコールは直絶健康被害には繋がらないんじゃないかという事が理解できました。

 

が・・・・・しかし・・・・・どんな美味い酒も・・・

飲み過ぎると健康被害につながる

事は確実に分かっている事です。

 

自分の場合も、醸造アルコールがどうのとか言っている場合じゃなく

飲み過ぎを控えればいいだけなのです!!

 

 

 

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