一日も早いご復興を心よりお祈り申し上げます。
台風19号により私の住んでいる栃木県でも甚大なる被害がありました。いつもなら、義援金活動だけさせていただき自己満足させていただいておりましたが、今回は、本当に御近所なので金だけじゃダメだろ!?ってことで、実際に本日(16日)に災害ボランティアをしてきました。
昨日からやる気満々だったけど
じつは昨日(15日)からボランティアやる気満々で、出動の準備をしておりました。
御近所の市役所のホームページなどを見ていましたが、
ってなっており、出鼻を挫(くじ)かれた感じで不完全燃焼状態で様子を伺っておりました。
隣接する市役所のホームページを見ると早いところでは15日に開設してありましたが、実際に受付開始は、16日(水)~という事と、ちょっと移動距離が遠いので様子見をしておりました。
ボランティアってこんな感じなの?なんか動くの遅くない?
でもね。盗難なんていうのもあるようなので、勝手に動いて怪しまれても嫌だしね。
今朝の新聞見て、私と違ってスグに動く若い力があるって凄いですね。
役所様より動くの全然早いです!
災害ボランティアセンター開設
仕事の関係上移動距離が少ない災害ボランティアセンターの開設が夜見たらされていました。
やっと開設してくれたぞ!ってことで、16日(水)に行くことにしました。
どうぜ行くなら重労働で筋トレ
テレビなどで見るボランティアと言えば、使えなくなった家財道具を片付けたり土砂の撤去だったりする力仕事が多いように思ったので、
どうせなら筋トレ
出来るくらいの重労働をやってこようと思いました。
そういう事で、筋トレには、プロテインとBCAAサプリが必需品になります。
ボランティア受付には時間が掛かる?
災害ボランティアセンターに、午前10時頃行きましたが、私の前に20人程受付にいました。一人一人、個人情報を調べて、保険の加入を聞いて、入ってない場合は保険加入をさせて、ボランティアの説明をして・・・
なんだか、この時点で帰りたくなってきました。
昔と違うんだから、個人情報を写真撮影でもすればいいんじゃない?保険は自己責任にすればいいんじゃない?とか突っ込みどころ満載ですが、担当の人も一生懸命なのはわかります。
この辺は、免許証にも、住民カードにもICチップが入っているんだから簡単に登録する方法があるんじゃないかと思ってしまうのですが、どうなんでしょうかね。
私の前にいた方は、待たされることに怒って担当の方に捨て台詞を言って帰ってしまいました。
はっきり言うと私も同じ気持ちでしたが、担当の方の責任ではありませんのでじっと順番を待つことにしました。
受付で30分ほど待ってから、別室でグループ分けしてオリエンテーリングして、現地に出発まで、1時間ですね。
いち早く現場に行って作業した方が良いんじゃないかと思ってはいましたが、
災害ボランティアセンターの人も責任があるので大変
なのです。
道具運搬も現場へ行くのも自分達
私のグループは、8名のチームとなり男性4名、女性4名でした。
ミッションは、庭に流れ込んだ土砂を撤去すること
でしたので、災害ボランティアセンターから、スコップ8本、一輪車3台、バケツ3個、土嚢500枚、デッキブラシ3本を借りて自らの自動車を出してくれたボランティアさんの車に乗せて、大きな車で来ていたボランティアさんの車に6人乗って現場へと向かいました。
って思っていましたが、これが普通なのでしょうか!?
というのも、
現場は、20cm厚さの土砂で一面
現場に到着すると、現場は庭一面が20cm~30cmの厚さの土砂で覆われていました。
これは遣り甲斐があります!というか、8人でどこまでできるのか?ってことです。
あとは、筋トレ目的でもあるので、私の場合は、あえて重労働である
ひたすら、スコップで土砂を土嚢や一輪車に乗せる作業
を行いました。
結構頑張った割には庭一面にある土砂が減りません。
そして、1時間も作業をすれば汗を大量に吹き出し、体中に疲れを感じ始めました。
お昼です。
お昼はシェイカーに入ったプロテイン
現場に到着するのが11時ごろだったので、作業はじめて1時間もすれば、お昼になりました。
ボランティアの方各々、お弁当を持ってこられた方、コンビニおにぎり持ってこられた方という感じでした。
そして私は、シェーカーに入ったプロテインに水を入れてシャカシャカしました。
だれか突っ込みを入れるかと思いましたが、皆スルーしていました(笑)
1時間の筋トレ後のプロテインはいい感じで体に吸収されます。
実質3時間の作業で終了
お昼も12時30分から作業を開始しましたが、1時間も作業をすれば、土砂の撤去作業はヘロヘロになります。休みを15分程度入れながら水分補給し作業をしてという感じで午後の3時まで作業をしました。
私は、筋トレを兼ねているので、BCAA+クエン酸のスペシャルドリンクを飲みながら作業をしました。作業量を考えれば、その栄養配分は少なかったかもしれません。それくらい重労働ってことです。
始まるのが、ちょっと遅かったので、休憩時間を抜いた作業時間は実質3時間程度だと思います。
でも、今思えば、実質3時間でちょうどよかったかもしれません!
普段何かと体を動かしている自分でも、終わるころには腰の痛みと全身の疲れを感じました。
ボランティアさんの中には、普段体を動かしてないという方もいらっしゃったので、きっと今頃、地獄をみているんじゃないでしょうか!?
災害ボランティア時に必需品
庭に入り込んだ土砂を撤去するというミッションでしたが、自分が考える必要な物はもっていったつもりでしたが、これがあった方が良い、これがあってよかった物を書いておきます。
今回一番あってよかった物は、足が入るビニール袋です。
帰りもボランティアさん自身の車に同乗させていただきましたが、どんなに長靴を洗っても汚れが落ちません。足場もぐちゃぐちゃの泥まみれなので、乗せて頂くのが申し訳ないです。
そんな時、パッケージプラザで売っているような大量のビニール袋をもっている方がいて、乗車するときに、長靴ごとビニールに突っ込んで乗車したので汚れませんでした。
あと、服も泥が飛び散り汚れていますので、体全体がすっぽり包めるようなゴミ袋があるといいかもしれません。
泥が渇いた状態で乗車させていただきまいたが、座席シートを少し汚してしまったかもしれません。
ウェットティッシュ(大)が欲しいですね。
長靴を洗っても、洋服の泥の飛び散りを払っても汚れが落ちません。
ウェットティッシュがあれば何とか落ちました。
今回持っていた方がいましたが、1枚じゃ全然足りなかったでした。
あと、とにかく汚れるので、そのまま捨てられる新聞紙があるといいですね。
災害ボランティアで得た報酬
3時ごろ帰る間際に、作業現場の家主さんより感謝のお言葉という素晴らしい報酬を頂くことができました。
そういう現場の言葉は、何の気持ちも入ってない普段の言葉とは違って家主さんの被災した大変な状態でも復興をしなければというエネルギーを感じます。
そうなると、被災もしてない自分は、
を頂けます。
また、初めて自分の体を使って災害ボランティア活動をしてみましたが、原始的な作業をしている状態を体験して、いろいろとビジネスヒントを得ることができました。
あと、今回一緒に作業した方々も復興のお手伝いをという気持ちで、空いた時間を利用して参加していた方もいましたし、自らも軽い被災した方でも参加していた方もいました。
ネガティブなニュースだけに注目し、「日本人は腐っているな!」なんて口にしてしまう自分がいますが、一緒に作業をした方々や、受付時に災害ボランティア登録していた若者を見ると、「日本も、捨てたもんじゃない!」なんて思えるようになりますね。
ボランティアは、お金よりも貴重な報酬を得られるチャンスの場
内容をタイトルに戻しますが、筋トレとしては「最高の全身筋トレ」じゃないでしょうか!?下手にダイエットなどするよりか、沢山食べて災害ボランティア作業すれば引き締まった体を得ることも不可能じゃないんじゃないでしょうか!?
たった3時間程度でしたが、確実にトレイルランイングで山を3時間走ってきた内容に匹敵する状況に、更に筋トレ1時間みっちりしてきたような感覚があります。
このように別の意味でのありがたい恩恵もありました。
まだまだ、災害ボランティア必要のようなので、今週も出られるときに参加してみようと思う。
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