現場に行ってボランティアはできないけど義援金なら協力できる。

平成30年7月豪雨により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

7月になって数日前に、広島や倉敷など含む西日本の豪雨により沢山の方が亡くなられ、未だに行方不明者もいるくらいな大きな災害になった。

なんだか、数年に1回くらいは大きな災害が起きているように思えるが、その度に、何も問題なく生活している自分が何ができるだろうか?って考えますが、結局はお金での支援しかできない。

早急に現場に駆けつけて救助作業や支援作業をしている方を見ると本当にすごいなって思います。

 

残念ながら、現在の私にはその余裕はなく、仕事を放り投げて現場に行く時間もありません。しかし、同じ日本人として被災にあわれた方々の映像や情報がテレビやネットから耳に入れば「何かしなければ!?」っていう衝動には駆られます。

 

そこで義援金を少しでも多く送るために、自分の分だけではなく会社の人に声かけたり、お客様に御協力願って義援金を送ったりしました。

東日本大震災の時は、自宅に眠っているギフトや不要でも売れそうな物を持ってきてもらって、独自のオークションサイトを開設して、約50万円の義援金を日本赤十字社を通して送金させてもらった。

その大金を送金しても、どういう使われ方をしたのか?とかどう被災者に対して支援になっているのか?とかはわかりません。

ホームページには大雑把な使われ方などは掲載されておりますが、私達が送金した義援金の使い道の行方はよくわかりません。

 

でも、日本赤十字社ですから変な使い方はしていないと思っていますし、市町村からの義援金の送金先も日本赤十字社になっている場合が多いので信用して支援させてもらっています。

 

 

ところで、このようなブログを書いていて疑問に思った事があります。

義損金、義援金、支援金、募金、寄付金・・・どれも同じような意味に思えるのですが、ちょっと調べてみました。

 

義損金>>「義捐」(ぎえん)は明治時代に作られた和製漢語である。「義」は、正しい行い、もしくは公共のために力を尽くすことを意味し、「捐」は、捨てる、捨て去るの意である。すなわち「義捐金」は、正しい行いのため、公共のために捨てる金を意味する。戦後の国語改革で「捐」が当用漢字に採用されなかったため、「義えん金」と混ぜ書き表記した。現在はほとんどのメディアで「義援金」という表記が見られるが、これは新聞協会による独自の基準で定めた代用表記である。(Wiki様から引用)

 

なるほど、義損金と書いて、ぎえんきん、って読むんだね。更に、義援金と同じ意味ってことですね。

 

義援金>>被災者への直接的な支援(見舞金など)のようです。

支援金>>支援する機関や団体を応援するようです。

 

一番困っているのは被災者だから義援金がいいんじゃないの?って思いましたが何だか難しい制約があるようです。

被災地での救命、復旧活動>>義援金(使われない)、支援金(使われる)

◆公平な配分>>義援金(被災者に公平に配分)、支援金(支援団体が使い道決定)

◆被災地に届くまで>>義援金(時間が必要)、支援金(直ぐに届く)

 

じゃ、どっちがいいんだ?よくわからないですよね。

 

募金>>寄付金などを募って集める事らしい。

寄付金>>金銭や財産などを公共事業、公益・福祉・宗教施設などへ無償で提供すること。
災害の際に被災地・被災民へ送られる義援金も寄付の一つである。

 

ということは、募金とは、寄付金を集める行為のことを言っている訳であり、寄付金とは無償で提供する行為を言っていることなのでしょうか!?

なんとなく歯がゆいのは何なんでしょうか?

 

私の中の結論としては、細かく使い道を説明しているのが、義援金と支援金であり、募金は行為の事だから、「義援金を募金おねがいします!」っていう言い方でしょうかね。

ただ、何の使い道だがわからない「寄付をお願いします!」とか「募金お願いします!」ってのは、ちょっと怪しいと思ってもいいのかもしれませんね。

 

現地に行って直接ボランティアができないので、せめてお金だけでも支援させていただこうかと思っている気持ちが、本当に役に立つような使われ方をしてほしいと願います。

 

また、被災にあわれた方が1日も早く復興できるようにお祈りいたします。

 

【報告】

あれから職場の人達に協力を募り義援金を寄付することができました。
協力していただいた方には感謝いたします。

義援金の総額 ¥89,422

寄せられた義援金は、栃木県佐野市役所社会福祉課を通じて日本赤十字社へ「平成30年7月豪雨災害義援金」として寄付させていただきました。

 

 

 

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