生活していると様々なだましのテクニックが使われて気が付かないうちに自分もだまされていることが沢山あります。
今回のだましのテクニックは、サービスに関して気づいたことを書いていきたいと思います。
サービスと言えば、いろんなサービスがありますが、例えば、マッサージとか、エステとかは、だましのテクニック満載のサービス業だと思いますね。
私も疲れた時には、マッサージやら整体と言われるところに行きますが、繁盛しているお店には様々なテクニックが満載していることを感じます。
そのテクニックでお客様が満足されて帰られるようなだましがほとんどですから、だますというよりも演出といった方があっているかもしれません。
でも、あまりにもプッシュが強すぎると、だますにしても気持ちよくだましてほしいよな~~~って考えたりします。
繁盛しているお店であればあるほど、そのテクニックが整備されて、マニュアル化されているものですね。
私も行く、2,980円のマッサージ屋さんなんかは、顧客管理されていて様々な情報が蓄積されていくようですが、いろいろとだましの演出が素晴らしいですね。
店「最初にどこか辛いところありますか?」
私「肩と腰をお願いします。」
揉んでいる最中、
店「張ってますね~~~、これじゃお辛いでしょうね。」
私「そうなんですよ。パソコンやってて座り仕事ですから」
店「腰もパンパンですね。」
私「やっぱりそうですか!?」
なんていうたわいもない会話をしてからの睡魔に襲われ意識がもうろうとしてきます。
そして、終わると、
店「すごく張っていましたが、だいぶほぐれましたね。」
私「楽になりましたね。」
店「最初は、指がなかなか入っていきませんでしたからね。」
私「えーそうなんですね。ほぐれてよかった。」
なんていう会話して疲れから解放された気分を味わえる時間を、2,980円でもてた幸せに、また疲れたら来ようと思うのです。
このだましは良いだましですよね。最初に酷い状態であることをイメージさせておきながらの、マッサージ受けた事での疲れやコリからの解放感を与えてくれるテクニックですね。
実際は、マッサージしてもらって多少は楽になっているわけですが、更に言葉の演出で疲れからの解放感を与えてくれることは素晴らしい事です。
さて、一方、悪いだましのテクニックも結構存在します。
特に腹立たしいのは、恐怖をあおるだましのテクニックですね。更にプロになると、恐怖をあおりながらも思考能力が停止するくらいの追い込みをしてくるものは困りものです。
この手のテクニックを使うのはマッサージよりもエステなどに多いのではないかと思いますが、例えば、検査的な方法を用いながらの恐怖をあおってからの、商品売り込みっていう流れですね。
店「○○さん大変ですよ。この前の検査の結果、○○菌が沢山でていますよ。このままだと健康被害にあわれるリスクが高いです。」
私「そうなんですか!?それは大変だ。」
店「でも、安心してください。リスクを下げる方法があるんですよ。」
私「あ~~~よかった。」
店「この商品を使えばリスク回避できるんです。」
私「でも、いくらですか!?」
店「3,000円です。」
私「ぜひ、下さい。」
なんていう流れで購入してしますのです。でも、その○○菌がどうのっていうのを調べずに店側から出された資料だけを信用して3,000円も出して本当なのかどうなのかもわからない商品を特効薬のごとく信じ切り購入して安心を購入してしまうのです。
でも、いくらですか!?って聞いて3,000円で即決したのには、訳があります。
だいたい、こういう店は、その前に、上手なテクニックを使って、ちょっと高いけど何とか手が出せる金額の訳の分からない英文説明の商品を高額で販売している場合がほどんどなのです。
だから、3,000円って金額が、300円くらいの金銭麻痺にもされているのです。
さらに、悩むようなら、
店「この○○菌は、繁殖能力が高くて数日で100億個も増殖してしまう菌なのです。」
なんていう事を言いながら、その菌で健康被害にあった人の酷い写真を見せたりします。
そうなると、もう思考も停止して、すぐにでも購入して商品を使わないと健康被害にあってしまうというモードに入っていくんだと思います。
今回は、2つの例に例えて、まっつんつんの独断と偏見の思考からブログってますが、我々の生活の中には、沢山のだましのテクニックによって被害にあっている場合と、むしろ幸せの演出を受けている場合があります。
そういう事を意識してサービスを受けたり、商品購入を考えると、ある意味楽しい世界が見えるかもしれません。
私は、結構サプリメントを服用していますが、たぶん、90%以上のサプリは健康被害はないとしても効果はないものだと思います。ただ、気分的に飲んでいることで健康になるような演出にお金をだしているようなところがありますね。
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