いきなり馬鹿なタイトルで始まっている様に思われてしまいますが、50歳を過ぎて定年が60歳と言われた時代から、65歳に引き延ばされて、更に、今度は国民の労働力が足りないから働けるだけ働かそうという社会の流れになっている様に思えます。
私は、昔から55歳で定年して残りの人生を楽しむんだと独身の頃から言ってきた。しかし、その時期が近づいたが、定年することは家族からも許されず、また経済的にも遊んで暮らせるような貯蓄が無いのが現実である。
年金をもらうまで働くのか?
私の年齢だと、確実に65歳以降でないと年金が支給されないようだ。
仮に支給されたとしても、夫婦2人でも食っていけない金額だろう。
貯蓄を切り崩していくしかないが、年をとればとるほど働く場所も給与額も減っていくだろう。
そう考えると、ますます65歳まではしっかりと働いて貯蓄しておかなければ老後を安心して生きてはいけません。
人の寿命はわからない
だいたいが、65歳までしっかりと働いて、そして65歳を過ぎて、体の負担を減らした少しでも稼げる仕事を続けたいという人は多いはずです。
本当に勤勉な素晴らしい人たちが日本人なのかもしれません。
しかし、50歳以降は、病気になる人が多いと思います。実際、若者よりも中高年の方が病気になる確率は多いし、内臓寿命だって確実に限界に近付いているはずです。
自分が、100歳まで生きるというふうにわかっているなら、70歳でもしっかりと働いて、30年分の貯蓄をしようと考えるでしょう。
明日、深刻な病気だと告知されてもおかしくない年齢なのに気楽に65歳まで働いていていいのだろうか!?って私は思ってしまうのです。
蓄えが必要
蓄えが必要だという事は分かります。
しかし、その蓄えの為に中高になってストレス抱えながら寿命を削っていくことが疑問なのです。仕事が趣味のような人ならいいのですけど、そんな人だって気づかないうちにストレスが溜まっていたり、忙しく時間に縛られて気づかないまま人生に幕を下ろしてしまっている方々も沢山いると思うのです。
家族は、「普通65歳定年まで働くでしょう!」って普通に言います。
その普通ってのが本当に疑問なのです。
普通100年生きるでしょう?ってなれば、70才だろうが残り30年の為にしっかりと働くことは必要でしょうけれども、本当に人の運命は分からないのです。
もし、70歳で寿命が来たとすれば、55歳くらい働けば十分じゃないですか!?15年くらい余命を楽しんでもいいんじゃないですか!?
予定していたより長生き
55歳で定年し、15年間を遊んでいたら、まだまだ長生きしてしまった場合はどうなの?ってなりますよね。
私は思うのですが、年とれば年とるほど、行動範囲も限られ、食べるものも限られた生活になっていくのではないかと思います。
ほそぼそ畑でも耕して自給自足していけばいいじゃないですか!?
それでも食っていけなきゃ、固定資産を売却していけばいいじゃないですか!?
最後には何にも無くなってしまいますよ!
それはそれでいいじゃないですか!?
餓死して人生を終えるのも一つの選択かもしれません。
高度な医療を受けながら痛い思いをして生かされてるより、よほど良い死に方です。
ハッキリと答えは無いが・・・
スゴイ資産家、もしくは、スゴイ社長で湯水のようにお金が湧いてくるような状態であれば、結論はスグにでるのですが、私のような凡人には選択肢は決められています。
しかし、人生は一度きりです!
55歳で定年する事に関しては、諦めましたが、60歳で定年する事には諦めていません。
できれば、60歳時点で、ある程度の不労所得が得られるようにしておきたいって思いますね。
人間は蓄えがあっても、減ることに恐怖を覚えますからね。
定年後を不労所得で夫婦2人が、細々と生きていけるくらいの収入があれば確実に定年することに賛成してもらえますね。不労所得ってのがむずかしい・・・。
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