
昨夜(3月10日の深夜)米国の株式市場を見ていたら、突然取引が停止してダウが2000ドル以上も下落していました。
北朝鮮がミサイルを飛ばそうが、EU離脱問題があろうが、過去にこんな数値は見たことがありません。
いったい何が起きてしまっているのか!?
新型コロナウイルス問題ってそんなに深刻?
私の狭い見解から知る情報では、今のところ、株価下落の原因は、
しか思いつきません。
確かに、日本でも毎日感染者が増えて、学校は休校になるし、休校になれば労働人口も減るし、未知のウイルスに不安があるので、国民の行動心理も様子をうかがっている状態です。
経済の動きが自粛されて悪化の傾向をたどってきている様に思えます。
相変わらず、お店からはマスクが消えて未だに入手できない状況に誰しもが不安を持つのは当然の状況だとおもいます。
致死率が低いという曖昧な情報だけでは、不安を拭(ぬぐ)えない状況なのです。
それが、全世界に広がって全世界の経済が回らなくなりつつあるのか!?
株価の動きは、不安要素が影響する
過去の状況を見ても、株価の動きは不安要素だけで動いて肩透かしを食う時もあります。
結構、そのような状況も少なくはないと思いますが、今回の新型コロナウイルス問題に関してはどうなのでしょうか?
不安要素のバロメーターになっているのが、恐怖指数だと思います。

今回の恐怖指数の動きはどうだったのでしょうか?


ちょっと、数日で50を超えてしまうあたりがリーマンショックと似ています。
実際、初心者投資家の私もこの指数が判断材料とすることが多々あり、本当にその問題が起きるか起きないかという問題より不安材料が強いか強くないかの判断になってしまいます。
大口投資家がマーケットから身を引くのが早いですから、取り残されないようにしないと大変な状況になってしまいますからね。
リーマンショック時のデータから推測

私の性格上ざっくりとしか調べていませんが、上の過去の日経平均チャートからみると、リーマンショックは、下落始めてから、
して終わっている様に見えます。その後も約4年間の2,000円~3,000円の値幅で上下を繰り返して上昇に転じているようなチャートだと思います。
最近の日経平均も、24,000円くらいあったので、これがリーマンショック並みの下落だとすれば、
して終わると推測できます。
どんどん老後資金が減っていく現状
2020年に入って早々、アメリカとイランの戦争問題で株を全損切りしていますが、不安材料が緩和されて、ちょっと保持し始めたら新型コロナウイルス問題です。
泣く泣く、本日全損切りしました。
今年になって、老後の遊び資金として回していた資金の20%が損切により消滅しました。
しかし、過去の経験から塩漬けにしておいても良い事はありませんので仕方ないのです。
ちょっとの勇気が必要ですが、少しでも一人前の投資家になるためには、時間をかけないで判断することが重要だと思っています。
投資を辞めて精神の安定
過去にも何度も投資を辞めようと思ったことは多々あります。
どんどん目減りしていく資金に精神力が耐えきれなくなっていくのです。
そして、耐えきれなくなった時に、
のです。
こんな経験をしていながら、何でまた続けるのか!?
それは、投資そのものが人生だからだと思うのです。
自分の判断で損切できれば成長
今回の損切も今のタイミングで正解だったかどうかなどは分かりません。
でも、貴重な老後の遊び資金の全てを失う可能性がある中で、損切できたことは自分を褒めてあげたいと思っています。もしかしたら自分への慰めかもしれませんが、この年になって自分が嫌いになるよりかはマシです。
あと、損切できて初めて分かった事ですが、損切できたほうがチャンスを見つけやすいと思います。塩漬けになっていると、底になった時に、資金不足で購入するチャンスを逃してしまいます。しかし、損切して目減りしたとしても、再度購入できるチャンスは残されています。
こうやって、すべてを失うのか?という考えも過りますが、その時は、
して、本当に投資の世界から身を引き、バイトでもしながら細々と食いつないでいけばいいでしょう。
でも、新型コロナウイルスに対する予防策とか新薬などがでたらお祭り騒ぎでアゲアゲになるでしょうね。その時が楽しみです。
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